空想商會

日々の記録。料理やカフェや雑貨の話題が多めです。

2023-10-01から1ヶ月間の記事一覧

ブックサンタ2023

少し早いですがクリスマスの話題です。 全国の大変な境遇に置かれた子どもたちに本を贈る「ブックサンタ」活動に参加してみませんか? booksanta.charity-santa.com ブックサンタになる方法、おすすめは2つあります。 パートナー書店で子どもたちに贈りたい…

ジャカランダの咲く町

眠れぬ夜のために小さな物語を書きました。よかったらご笑覧ください。 ----------- 『ジャカランダの咲く町 Jacaranda City』 むかし町長の娘と園丁の男が恋をしたが、町長は怒り心頭、男は解雇され、娘は隣町に嫁がされることになった。輿入れの日、娘の行…

白樺黄葉

白樺並木の紅葉も進んできています。 より正確には、紅色ではなく黄色に染まる場合を指す「黄葉(こうよう/おうよう)という言葉もあるそうです。ただ、黄色になってから紅色になったり、両者の中間色になったりと厳密に区別できないケースも多いため、両方ま…

桜紅葉

公園の並木が色付いてきました。 この部分だけだとわかりにくいですけど、これは桜の樹です。 散りぎわの潔さから日本人に好まれてきたとされる桜ですが、花が終わったあとの葉っぱも結構きれいです。初夏の葉の新緑は瑞々しくて爽やかだし、秋の葉が黄金色…

ダマスクローズティー

戸棚の整理をしていたら、だいぶ前に買ったドライローズの瓶詰めが出てきました。 ダマスクローズのつぼみを乾燥させたもので、原産国はイランとなっています。物珍しさに買ったものの、使い方がわからなくて放置状態になっていました。 調べてみたところロ…

ブルーベルの森

眠れぬ夜のために小さな物語を書きました。よかったらご笑覧ください。 ----------- 『ブルーベルの森 Bluebell wood 』 春になるとこの森はブルーベルの花に覆われる。復活祭の朝にのみ、釣り鐘型の花は瑠璃の雫をその花弁から滴らせる。花がどうやって移動…

フェルメールと17世紀オランダ絵画展

過去に行った展覧会のまとめです。 ■ドレスデン国立古典絵画館所蔵 フェルメールと17世紀オランダ絵画展 写真は公式パンフレットより 目次 1. 概要 2. 解説 3. みどころ 4. 感想 5. 購入品 1. 概要 フェルメールの傑作《窓辺で手紙を読む女》。修復により塗…

ビューティーベリー

散歩をしていたら見たことのない植物を見つけました。 ラズベリーに形は似てるんですけど、色が明らかに違います。赤じゃなくて、かなりビビッドな紫色。4〜5mmほどの実が群生してひと塊の実を作ってるような感じ。葉の緑色とのコントラストがきれいです。 …

青い池

眠れぬ夜のために小さな物語を書きました。よかったらご笑覧ください。 ------------ 『青い池 BIBAI blue』 教授のツテで「池の守り人」のバイトをした。氷点下の屋外で、熱い珈琲を飲みながら青く底光りする池を夜どおし眺めるのはオツな体験だったが、僕…

崖上の城

眠れぬ夜のために小さな物語を書きました。よかったらご笑覧ください。 ---------- 『崖上の城 Schloss Lichtenstein』 その城はもともと山の頂上にあった。しかし領主を憎んだ村人たちが少しずつ山の岩肌を削っていった。気がつけば山は半分削り落とされ窓…

魔橋

眠れぬ夜のために小さな物語を書きました。よかったらご笑覧ください。 ------------ 『魔橋 Rakotz Bridge』 あの橋をくぐったら最後二度ともとの世界には戻れない。忠告を無視して身を滅ぼした若者のなんと多いことか。あの白鳥もその成れの果て、人ならぬ…

PROVINCIAL NOTE

ユニークなカフェを見つけました。 お店の名前はプロヴィンシャルノート。英国紅茶と輸入アンティーク雑貨を取り扱っている英国カントリー調のお店です。 まずは紅茶を頼んでみました。 ガラスの茶器がシルバートレイに乗っています。シルバートレイってこう…