いや、個人的に不幸なことがあったわけでも、いまさら厨二病を発症したわけでもないんですけれども。
ニュースを見てると、世の中の流れについていけないなあ…と思うことが最近多いです。政治とか思想とか、大切だけれど剣呑なことにはなるべく近づかないようにしてきました。自分の持ち場に専念することが結果的には社会のためになると信じて。
でも今の世の中は、近づかないようにしたくても向こうから大きな津波みたいなものが容赦なく襲ってきて、否応なく巻き込まれてしまう。そんな感じ。
いや、ほのめかしは良くないですね。トランスジェンダリズムの話をしています。性自認至上主義。
なぜ突然ジェンダーの話?と思いますよね。自分自身ですらそう思います。正直、そんな思想が自分の生活に関わってくるなんて思ってもいませんでした。とはいえ、性的マイノリティの方々の権利が保護されるのは端的に良いことだ、と単純に考えていたのですが。
でも、自分では良かれと思って支持していたことが、実は当事者には迷惑だったとしたら。それどころか、じつは自分の権利をそれと知らずに放棄させられていたのだとしたら。子どもたちの未来を笑顔で売りさばいていたのだとしたら。
ショックですよね、やっぱり。「なんでこんなことに」と溜息が出てしまうんです。幸いなことに、この辺りは田舎なので自分の周辺ではまだ、こういう先鋭的な思想は入りこんできてないですけれど。
できることは少ないですけど、今のうちに少しでも勉強して理論武装しておかなくてはと思います。とりあえず、今の段階でこれだけは言っておきます。
- 生物学的性差は、存在する
- 性差別はなくすべきだけど、性差をなくすことはできない
こんな当たり前のことを声高に主張しなくてはならない日がくるとは。しかも、こんな当たり前のことを言っただけで「差別主義者!」と罵倒される日がくるとは。世の中の流れに全くついていけません。
本当に、いつから世界はこんな風になっちゃったんだろう?*