空想商會

日々の記録。料理やカフェや雑貨の話題が多めです。

梅を干す

以前漬けた梅を干してみました。

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レシピ本には「梅雨が明ける頃に干す」と書いてあります。が、ここ北海道では本州のようにはっきりした梅雨が6月になく、その代わり7〜8月にかけて曇り空と雨が多くなります。梅雨明けの実感が湧きにくく、のんびり構えていたわけですが。

ところが今日あらためて本を読んだら、塩漬けした梅を天日に晒して梅干しにすることを「土用干し」というらしい。最近スーパーで鰻売ってるし、土用って今だよね、と思い出しました。

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漬けたのは3週間前なので、少し早いかなとは思いつつ。来週以降は梅仕事の時間が取れるかわからないし、取れても晴れてる保証もない。というわけで、思いきって干してみることにしました。

比較のために少しだけ梅漬けのまま取っておくことにし、残りの梅をザルに並べました。屋外に干す場所がないので、窓辺の日の当たる所へ。時々上下を返しつつ、あとは成り行きに任せます。

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梅酢は別の瓶に移しました。ほんのり薄いロゼピンクがきれいです。驚いたのは、香りがとてもフルーティだということ。香りだけならまるでシードルみたいなのです。(間違って飲んだら塩辛くて大変なことになりますが)

瓶から出したばかりの梅もまだフルーティな香りがします。梅ってフルーツなんだなとあらためて思います。ここから干して熟成が進むと、わたしが知っているあの梅干しになるのでしょう。

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さて、ここからどうしましょう。半分は「なんちゃって梅干し」としてそのまま保存、半分は梅酢に戻して再度可能な日に干してみようかな。

気分まかせの梅仕事、どうなることやら、お日さまだけが知っているようです。*

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