昨日買ってきた青梅で梅シロップを仕込みました。
梅シロップは息子が好きで、毎年この時期「作ってー」と言われます。梅酒はもう少しあとの梅でも作れるので、この青梅は梅シロップ用にすることに決定。実が固くしまった梅なのでうまくできそうです。
仕込んだ直後の梅シロップの瓶は萌黄色と白のコントラストが美しく、標本めいた端正さがあります。母岩付きの蛍石のように見えなくもありません。少しずつ氷砂糖が溶けてシロップが滲み出てくるのも、浸透圧の実験のようで面白いものです。*
◾️梅シロップ
- 青梅 1kg
- 氷砂糖 700g(梅の重量の70%)
- 2L保存瓶(洗って中を消毒しておく)
- 竹串、ザルなど
- 【前日】梅は一晩水に浸けアクを抜く
- 【当日】梅を洗い竹串でヘタをとる
- 梅の水気を拭きザルに並べて乾かす
- 保存瓶に氷砂糖と梅を交互に詰める(最初と最後は氷砂糖になるように)
- 【裏ワザ】一晩冷凍庫で凍らせた冷凍梅を幾つか上に乗せるとシロップがあがるのが早くなる*1
- 【翌日〜】冷暗所に置き1日数回瓶をゆすってシロップを全体になじませる
- 【10日〜2週間】シロップがあがる
- 【使い方】水や炭酸水で割って飲む
- 【保存】梅を入れたまま常温保存可
参考にした本↓
*1:冷凍梅の個数はお好みで。一般に、冷凍梅が多いほど香りは損なわれがちだが、シロップは早くあがるため梅がカビるなどの失敗はしにくい。生の梅が多いほど香りは良くなるが、シロップはゆっくりあがるため梅がカビるなどの失敗は多少しやすい。冷凍梅だけでも生の梅だけでも梅シロップを作ることは可能。自分に合った方法で試してみて。