空想商會

日々の記録。料理やカフェや雑貨の話題が多めです。

【旬の手しごと】香り大橘酒【中川政七商店】

中川政七商店の「旬の手しごと」を使ってみました。

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目次

 

1. 中川政七商店 とは

中川政七商店は1716年(享保元年)奈良発祥の生活雑貨のお店です。

蚊帳ふきんなどの布製品を中心に生活雑貨全般を取り扱っています。キャッチコピーは「日本の工芸を元気にする!」。奈良を拠点に日本各地の伝統工芸品や特産品の販売・普及に力を入れている会社です。

 

2. 旬の手しごと とは

田舎のおばあちゃんが作るような保存食(果実酒や漬物や味噌など)を、気負わず楽しく作れるよう開発されたキット商品です。日本各地から送られてくる旬の食材にひと手間かけるだけで、本格的な保存食づくりを体験することができます。

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3. 2023年3月の旬の手しごとは「香り大橘酒」

2023年3月の旬の手しごとは「香り大橘酒」。広島県大崎上島のオーガニック柑橘農園「ふじやファーム」さんから、有機栽培の大橘(おおたちばな)が届きました。大橘は文旦の仲間。さっぱりした上品な甘さが特徴です。

大橘2個、氷砂糖、保存甁、花ふきんがセットになっていました。ホワイトリカーを用意しておけばすぐ仕込むことができます。

 

4. つくりかた

しおりに従ってつくりました。大まかな流れは以下のとおりです。

  1. 保存甁を消毒する。
  2. 大橘の表皮をむく。
  3. 中果皮(アルベド)を取り除く。
  4. 果実を切る。
  5. 保存甁に果実、表皮、氷砂糖を交互に詰める。
  6. ホワイトリカーを注ぐ。
  7. 1〜3ヶ月ほど熟成させる。

 

5. つくってみた感想

所要時間は15〜20分でした。難しい工程はなく、ごはんづくりの前にちゃちゃっと仕込むことができました。

大橘を扱うのは今回初めて。せっかくなので少し生で食べてみました。水気の少ないグレープフルーツみたいな味でおいしかったです。ちなみに皮はえぐみが強くて生食は無理でした(^_^;)

作業中は香りをあまり感じなかったのですが、翌日にフタを開けたらフレッシュな香りがしっかり立っていて驚きました。お酒に漬け込むことでアロマ成分が抽出されるのでしょうか。数ヶ月後に熟成したらどうなるのか楽しみです。

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6. 購入方法など

中川政七商店のオンラインショップで購入しました。

  • 販売期間:2023年2月6日(月)〜2月17日(金)
  • お届け予定:2023年3月下旬
  • 税込¥4,950(送料別)

実際に購入したのは2月10日(金)で、届いたのは3月18日(土)でした。*