空想商會

日々の記録。料理やカフェや雑貨の話題が多めです。

ヴィクトリアデザイン by Seria

セリア商品ご紹介記事がシリーズ化しつつあります(^_^;)

今日は2023年秋の新作〈ヴィクトリアデザインインテリア〉シリーズから、ブック型ボックス等のご紹介です。

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ヴィクトリアンスタイルとは、19世紀の大英帝国で流行したデザイン様式のこと。ヴィクトリア女王の治世下で発展したことからこう呼ばれています。ゴシック調の豪華絢爛な装飾をほどこした重厚なデザインが特徴です。ハリポタやシャーロックホームズが好きな人なら絶対好きなやつですね。

高級感を旨とするヴィクトリアンスタイルと、安さが売りの100円均一。相性の悪い組み合わせのはずですが、これがどうしてセリアには100均のイメージを覆すような商品がたくさんあっておもしろいです。

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こちらのブック型ボックスもそのひとつ。洋書をかたどった収納ボックスなんですけど、デザインが本当に楽しい。植物図鑑を模したエンサイクロペディア風の表紙に、金の箔押しがおしゃれです。ネイビー(紺)とビリジアン(深緑)の2種類あります。

背表紙もクラシカルで本当にアンティークの洋書みたい。試しに自分の本棚の一角に置いてみましたが全く違和感ありません。

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もっと嬉しいのは、中までちゃんと綺麗ということ。普通こういうのって中は白紙なんですけど、これは中も同系統の色ですし裏表紙に花の絵まで描かれてます。100円と思えないこだわりようです。

使い方はいろいろ。本棚にそのまま飾ってもいいですし、文具などこまごましたものの収納にも便利です。蓋をとめるマグネットは付いてないので、縦置きするなら蓋が開かない工夫は必要ですが。

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せっかく中まで綺麗なので、あえて中を見せるディスプレイも良いと思います。同じシリーズから、くすみカラーのローズマット(造花)が出ているので試しにそれを敷き詰めてみたら、ヴィンテージ風フラワーボックスみたいになって綺麗でした。

ローズマットは5個まで入ります。5個入れてもボックスと合わせて660円。この値段で、こんなどこにも売ってない雑貨が自作できるって凄いことです。ハンドクラフト界隈の方たちがセリアの話題で盛り上がる理由がようやく理解できました。

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今まで100均って「ほかの店でも売ってる商品を、品質を落として安く売る店」と思っていたのですが、考えが変わりました。「100均でしか買えない商品」が今はたくさんあるんですね。

さらに言うと、手芸やDIYとの親和性が高く、商品というより素材を扱っている感じがします。ここで売っている素材を組み合わせて、オリジナルの作品を創るのが通の楽しみ方なんでしょうね。

持ち物をデコレーションする趣味はなかったんですけど、あんまり多様な素材があるので「いっそ本棚をデコってみようかな」なんて思ったり。断捨離するつもりだったのに、道のりは長いどころか、力いっぱい逆走している気がする今日この頃です。*

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