秋の夜長、薔薇の祭壇

暑さもだいぶおさまり、秋の気配が感じられるようになってきました。

涼しくなるとやりたくなってくるのが部屋の模様替えです。来たるべき冬に備え、巣籠もりの準備をしようという動物的本能の名残りなのかもしれません。

手始めに自室の飾り棚を模様替えしてみました。薔薇モチーフの小物を集めたディスプレイです。

長年かけて集めていた小物たちをようやく活かしてあげることができました。

水差し型のフラワーベースは、10年ほど前shouette(シュエット)という雑貨屋さんで買ったもの。コロナ禍で閉店してしまったのですが、フレンチシャビーなテーブルウェアや、リバティプリントのワンピース、ウィリアムモリス柄のファブリックなどヴィンテージライクなアイテムを多数取り扱っていて、いつまでも眺めていたくなるお店でした。（本店は今も営業中）

薔薇のアーティフィシャルフラワーは東京堂のもの。LEDのピラーキャンドル、ミニトレイはHARMONIER(ハルモニア)のもの。パウダーピンクのテーパーキャンドル、クリスタルのキャンドルホルダー、薔薇モチーフのアロマストーンとドイリーはSeriaでの戦利品です。薔薇の表紙の本は、アシェットコレクションズ「恋愛小説の世界」よりレフ・トルストイ作『アンナ・カレーニナ』。

アロマオイルは生活の木のLavender hillというのを使っています。時々ジャスミンや薄荷も使いますが、寝る前の鎮静にはラベンダーが一番効果があるように思います。

日中はあわただしくて30分と同じ所に座っていられない日もありますが、夜寝る前の10分だけでもキャンドルを灯して好きなものに囲まれて過ごすと、気持ちが潤って次の日も頑張れるような気がしますね。＊

参考↓

天然生活 2023年 10月号 [雑誌] (デジタル雑誌)

聖なる祭壇のつくりかた 精霊と祝い、飾る、古代ヨーロッパの儀式

家が好きな人 (リュエルコミックス)